夏休みの子ども支援をメタバースで実現 ― V-expo活用による「つながる居場所」づくり
特定非営利活動法人DV対策センター様は、夏休みの後半にメタバースを活用し、学びと遊びを両立できるオンラインの居場所支援を実施しました。
アプリ不要・スマホ接続も可能な環境で、外出が難しい子どもたちが安心してつながる空間を提供しています。
ご利用の背景:DV対策センター様が抱える課題と想い
特定非営利活動法人DV対策センター様は、DVや虐待の被害を受けた方へのシェルター運営や、虐待を経験した子どもの居場所づくり、食支援、啓発活動など、包括的な支援を行っている団体です。
今回、夏休み後半の約半月間に、安心して学びや遊びを体験できるオンラインの居場所を提供したいという思いから、V-expoの学会タイプ(50名規模)の会場を常設でご利用いただきました。
※ DV対策センター様には、現在も定期的にメタバース空間をご活用いただいています。これまでの取り組み内容は、以下のインタビュー記事でもご紹介しています。
DV・虐待・貧困の影響で外出が困難な子ども達に「手軽なメタバース」を届けたい!特定非営利活動法人DV対策センター様インタビュー
取り組み内容:学びと遊びを両立したオンライン居場所
8月後半の約2週間、団体専用の常設空間を提供。スタッフと子どもたちが自由に集える場として利用いただきました。
常設空間の中では、
- 英語教室
- クイズやゲーム
- 鬼ごっこなどのアクティビティ
など、子どもたちが学びながら遊べるプログラムが実施されました。
英語教室開催の様子
子どもたちの反応:メタバースで“みんなと学ぶ”実感
実施後に行ったアンケートでは、ポジティブな声が多数寄せられました。
「メタバースで学ぶことで、実際に学校に行っていなくても、みんなで学んでいる感じが味わえて良かったと思います。」
「メタバースは初めて参加したのですが、このような形で学べるのは子供にとって、また大人にとってもとても新鮮で楽しく学習できる経験なのではないかと思いました。また受けたいと思いました。」
「今回の英語教室で長い短いクイズをしたり鬼ごっこで逃げ切れてたのしかったです。」
学びと遊びが融合した体験を通じて、学校に行きづらい子どもたちも「みんなで参加している」実感を得ることができ、安心できる居場所として改めて実感されました。
得られた効果と今後の展望
この夏休み期間後半の取り組みを通じて、
- 虐待の影響や障害、病気などで外出が難しい子どもたちの孤立を防ぐ。
- 英語教室やレクリエーション、仲間との交流を通じて子どもの視野や価値観を広げる。
といった意義ある取り組みとなりました。
DV対策センター様からは、今後も「子どもたちが気軽に集まれる場」としてメタバースを活用していきたいとのご意見をいただいています。
V-expoが果たした役割と今後の支援方針
弊社としても、こうした子ども支援の取り組みにおいてメタバースが果たせる役割は大きいと考えており、今後も「アプリ不要・スマホで参加可能」というV-expoの特性を活かし、より多くのお子さまやご家庭に安心してご利用いただける環境づくりを進めてまいります。さらに、DV対策センター様をはじめとした支援団体との協働を通じて、学びや交流の場をさらに広げていくことを目指しています。
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